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シンギュラリティ

「AI vs 教科書が読めない子どもたち」

新井紀子著

シンギュラリティ(singularity)とは英語で「特異点」

AIの世界では、人工知能が人類の知能を超える転換点「技術的特異点」と言うそうです。

それがいつかと言えば2045年問題らしいです。

AIのことはぜんぜん分からないけれど、この先生のプロジェクトで

「AIに東大を受験させる」とか現役の高校生に設問出したりした結果

難しいけれど少しだけ理解できたように思ったことがふたつ。

ひとつは

今や格差というのは、名の通った大学を卒業したかどうか、大卒か高卒かというようなことで生じるのではありません。

教科書が読めるかどうか、そこで格差が生まれます。

ふたつめは

AI(コンピューター)のできることは基本的には四則演算だけです。

意味を理解できる仕組みが入っているわけではなく、あくまで

「あたかも意味を理解しているようなふり」をしているのです。

しかも、行っているのは足し算と掛け算だけです。

これが正しいのかどうか分かりませんが、何とか読み終えて腑に落ちたことでした。

Commented by nekonoheyah at 2021-09-10 13:21
「教科書」が読めるか否か。
教科書に書いてあることが正しいか否かは横に置いておいて、
日本語を理解できない子供さんたちは ほとんど、て、に、を、は、が
理解できていない、ということに 昔 気が付きました。
赤ちゃんが言語を習得する時期に、親が正しい日本語(活舌のはっきりした分かりやすい言葉)を
話しているかどうか、が、重大な分かれ道になるんだ、と。

最近 お友だちと会話していても、「主語は?」と突っ込むことが増えました。(笑)

これは日本語の特色なのでしょうか。。。。察して文化もなんだかなぁ~~~、、、。

闖入しつれいしました。



Commented by emilehouse24 at 2021-09-11 10:56
なるほど~
すごく興味深いお話でした..
2035.2045年の様々な天気の指標年の問題はAIもなんだと
初めて知りました
深い..ですね
Commented by kuroyagihanako at 2021-09-11 21:00
>ねこさん

主語がないので、てにおはの必要もない???
学校教育以前に家庭での会話がでたらめなんでしょうね。
そしてネットはカタカナ交じりの短縮語ばかり。
言葉が時代を反映して変遷していくのは分かりますが
暗号みたいな言葉が氾濫するのは理解できずに困ります。
私の住んでる地域ではバカのことを「あんごう」と言います(笑)


Commented by kuroyagihanako at 2021-09-11 21:24
>emilehouseさん

今やAIは生活のどこにでも寄り添ってお役に立ってくれますが
昔のSF小説の世界がすでに実現しているのにあらためて驚きます。
気候変動もAIを駆使して予測されていることを思えば
いますでに人間は活用する側から活用される側にまわっていたりして(笑)

Commented by tokotakikuh at 2021-09-14 10:25
そうですか・
パソコンと出逢って、30年
そろそろ、パソコンに支配されかねない?(* ´艸`)クスクス
でも、入力するのは、私ですから(* ´艸`)クスクス

イエス・ノーの世界ですよ
その曖昧さは、やはり人間の脳には勝てない
そう教わって、生きている我々です・・(* ´艸`)クスクス
Commented by kuroyagihanako at 2021-09-15 09:33
>tokotakikuhさん

こうして皆さんと交流できるのもAIのおかげですが「予測変換」なんて便利だけど
誘導されているのかも(笑)
好むと好まざるにかかわらずAIなしの生活はありえない段階まで来ていますね。
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by kuroyagihanako | 2021-09-08 20:27 | 読んだ本 | Comments(6)

平凡は幸せ、日々の写真日記


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